2013-08-21

援助の金額は相手の暮らし向きで

 フィリピーナと付き合うと、相手がよほどの金持ちでない限り、決まって援助の話が出るものですね。例外はもちろんありますが…。
 そこで日本人側は、自分の懐具合で送金額を決めてしまいがちです。しかし、そこに銀行レート換算と、給料換算、物価換算の円の価値の差があり、わずかの援助のつもりが大金を送ってしまい、フィリピン人を堕落の道に導いてしまいます。
 日本人にとって無理のない送金額が、貧しいフィリピン人には大金だったりします。
 例えば外国人に体を売って2千ペソ、3千ペソの国です。千ペソ=1万円と考えていいと思います。ところが、両替レートは現在およそ、1万円=4400ペソです。
 どういうことかと言うと、あなたが送った1万円は、フィリピンで4400ペソに両替され、それは日本での4万4千円に相当する価値を持つと。
 感覚的には、約4〜5倍に化けるんです。
 仮に10万円を送ったとすると、その金額は日本人の感覚で40〜50万円相当の価値をフィリピンで発揮します。
 もちろんフィリピンでも高いものは沢山あります。電気、ガソリン、中古車、医療費などはかなり高いです。日本人が移住して、日本と同じ暮らしを求めたなら、日本以上のコストがかかると言われています。
 しかし、貧しいフィリピン人なら、扇風機に水シャワー、食事は山盛りごはんにおかずが1品とコーラ。そんな生活なら金はかかりません。


 話を戻して援助について考えましょう。
 日本人を良く知るフィリピーナは、日本人にとって無理のない金額を要求してきますが、それは必要額ではありません。もらえるものは多い方がいいからです。(^^;)

 電話や携帯ショートメール、あるいはFacebookなどのメッセージ1つで、日本人は簡単に送金してくれます。しかも大金を。ヾ(^▽^)ノ
 そんな日本人を数人抱えていれば、仕事などする気になりませんよね。
 まず相手の暮らし向きと生活費を把握して、足りない分だけを送金するようにしましょう。それで切れるような関係ならこちらから切りましょう。(^-^)v

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