私が初めてフィリピンパブに行ったのは、離婚直後の2002年の8月の終わりでした。
離婚を決めたのが5月で、離婚届を出したのは7月でした。
その時までのフィリピンやフィリピン人のイメージは、私の中ではあまり良いものではなく、自分では気付いていませんでしたが彼ら東南アジアの人々を心の底では見下していました。
その事に気付かせてくれたのが、フィリピンパブ=PPでした。
私は学生の頃はクソ真面目で、家業を手伝いだしてからも夜遊びもせず、ただただ趣味に没頭するくらいでした。
40過ぎて保険屋になってから、あるお客さんに連れられてキャバクラへ行ってからは、1人でキャバクラ通いをした事はありましたが、保険屋を辞めてからはそんな金もなくなり、離婚が決まって久しぶりにキャバクラへ行ってみても馴染みだったキャバ嬢も辞めていて、行き場のない思いを抱えたまま、いつもは行かない地元の繁華街に足が向いていました。
つづく
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