2012-01-05

タクシーを続ける理由

 リーマンショック以降のタクシー業界は右肩下がりのジリ貧で、まともに暮らしていくだけの収入は望めない状態なんですが、唯一の利点は「いつでも長期休暇が取れる」という海外旅行派には嬉しい特典があることです。
 完全歩合制とは言え正社員で、個人タクシーという独立の道もあります。
 隔勤と言われる20時間乗務は、月に11〜13乗務すればいいので、例えば12乗務するとしても24日ですから、30日の月でも6日の休みがあります。
 12連続乗務はできないので、6連続2回の間に1日休みを入れて、締め日の前後に5連休を2ヶ月連結すれば10連休できます。
 普通のサラリーマンで10連休可能な年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みなんかは航空券が高騰します。
 また職種によっては5連休も難しい場合もありますね。
 タクシーでも乗務員が足りていれば簡単に休みを移動できませんが、今は稼げないため人員不足で車が余っている会社がほとんどです。
 というわけで、私は賃金格差については「金を払って長期休暇を買っている」つもりになって納得して働いています。
 その代わり航空券が安い時期に台北乗り継ぎの安いチケットを取って渡比しています。

0 件のコメント: