日本は世界の中でも特殊な国だと思います。
識字率が高く、勤勉で、人様に迷惑をかけないとか、和を重んじる精神とかは、先の東日本大震災でも浮き彫りになりましたね。
方言はあるものの、北は北海道から南は沖縄まで、全国民が共通の言語を話し、多くの国民が中流意識を持ち、どこを切っても金太郎飴のごとく同じことを言うのが我々日本人です。
しかし、日本以外の外国は、けっしてそうではありません。
階層で考え方がまるで違います。文化や生活習慣まで違うと言っていいと思います。
つまり、フィリピンと関わるに当たって、どの地方のどんな階層のどういう暮らし方をしているフィリピン人を通してフィリピンを見たかで、その人が感じるフィリピンという国が、フィリピン人という人たちが、まるで違ったものになってしまうでしょう。
フィリピン料理もそうで、その人が食べたフィリピン料理がどれを指すのかで、その評価は違ってくると思います。
私が食べたフィリピン料理は、美味いものも不味いものも両方ありました。でも私はフィリピン料理が好きです。
料理というものは素材や作り方で味が変わるものです。100回食べて100回とも不味かったとか、80回不味かったというならわかりますが、1回や2回不味いフィリピン料理に当たったくらいで、その国の食文化を全面否定しないでもらいたいものです。
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